第十七回開催日:2016年2月19日(金)
一部:プレゼンテーション
テーマ:『おふれこタイム 業界からくり話』
ここだけでしか聞けない皆様の業界のカラクリ、業界ウラ話を披露して頂きます。今回は合資会社アール・エーの徳様にモータースポーツ業界の経験からのちょっとしたカラクリ話をお話しして頂きました。
<プレゼンター>
合資会社アール・エー 徳様
二部:トークセッション
テーマ:『ロコラボが見つけたキラキラ企業』
六甲商会社員やロコラボメンバーが、人に伝えたくなる様な事業内容やサービス、企業文化など持っている会社などを発表する事例紹介です。今回は六甲商会島田様に株式会社タツミ様について紹介していただきました。
<スピーカー>
株式会社六甲商会 島田様
三部:全員参加のグループセッション
テーマ:自分の仕事を通じて、その仕事の先にどんな幸せを提供しているかを「漢字一文字」で表すセッションを行いました。
<ファシリテーター>
有限会社バックステージ 河合義徳様
四部:懇親会、名刺交換会
立食形式で懇親、名刺交換会を行いました。
オープニングの名刺交換会を行った後に、ここだけでしか聞けない皆様の業界のカラクリ、業界ウラ話を披露して頂きました。今回は徳様に鈴鹿の8耐出場などの経験からモータースポーツ業界のカラクリ話をお話しして頂きました。
通常のセミナー講演では絶対話せないオフレコ話を話して頂きました。今回は合資会社アール・エーの徳様にモータースポーツ業界のお話をお伺いいたしました。
ということをご自身のレース参加経験から実例を元にお話いただきました。オフレコ話なので内容をアップできないのが残念です。
スポーツは人の心を動かすことを再認識しました。モータースポーツに関わる方々の熱意の大きさが伝わってきました。すごい!!の一言です。
他にも多数のご感想を頂きました。ありがとうございました。
今回は六甲商会の島田様に株式会社タツミ様をご紹介頂きました。
こんにちは島田です。今回紹介させていただくのは瓦屋さんです。かわらという製品を使って、通常の瓦製品以外にも、いろいろとチャレンジし続けている経営者の方を紹介したいと思います。
今淡路島ではひな祭りのお祭りをしています。その中でひな祭りと瓦のコラボレーションで新たな価値創造にチャレンジされている経営者の方を紹介したいです。
ちょうど20年ほど前に阪神大震災がありました。いろいろ建物が倒壊し一般の住宅も多数全壊いたしました。瓦葺の屋根思いために家屋が倒壊したという風評被害でメディアなどからのバッシングにあい、非常に苦戦された時代があった。
後日きっちりとした研究機関に調査を依頼し、データ分析などして現在では瓦葺屋根の信頼や安心安全を勝ち取っているが、当時は大変な苦労があったと聞いている。
震災での風評被害を乗り越え、現在では瓦製品をつかって家族のあり方を提唱している。最近核家族化進み、両親と住むような場面すら少ない中で、3世代住宅の提案であるとか、親戚さんが帰ってくるというような場作りを提供し、まさに家族が触れ合える環境つくりをしている。
あわせて瓦という製品ですが、瓦は土で出来ているのですがそれを生活の一部に取り上げていこうという取り組みをされている。瓦のコースターは結露せず吸収性がいい。
またエクステリアや照明器具などへの取り組みをチャレンジブルにされている。
瓦葺といえば寺院、住宅とあるのですが、こちらの会社さんは鬼瓦を作っておられる。すごいインパクトのある鬼瓦を作っているが、つくるにあたって非常に職人さんの技術を要する。図面書き上げるところから始まり、金のへらとか器具を使い、一つ一つ彫り上げていき、約半年一年かけて製作されている。
一番のポイントは鬼瓦の鬼の目。鬼瓦は上につけるので見下ろしてないといけないのですが、最後に目を開ける。これが非常に重要で、この目の位置、また目の大きさが本当に重要になってくる職人の技。長い時間をかけて作る鬼瓦も目を入れるのは一瞬ですから、職人さんの伝統技術が非常に重要になる。
またかわらですから家紋ですね。家のルーツ、家系のルーツの家紋も作っておられる。家を建てたご先祖様の思いの込められた家紋。こういう製品もいろんな形でチャレンジブルに製作されておられる。
実は私が六甲商会に入ったときに一番最初にその社長に教えていただいたことがある。
昔コピー機を運んでいると、トナーの黒い液が階段まで漏れてしまったことがあった。困ったなと思っていると社長が一緒にふき上げてをしてくれた。そこからお付き合いさせて頂いたわけなんですが、その社長の言っていることは、いろんな障害、トラブルがある。でもそんな中でも、前を向いて常にチャレンジして前に進むことが重要。そう社長に教えていただいた。
その社長が南淡路市の株式会社タツミの興津社長。社名の由来はたつみ地区というところからきているのですが、鬼瓦を製作しているのでカタカナにして趣を持たせようということでタツミさんになった。実はそのタツミの興津社長さんがお越しいただいております。われわれもこういう業界、地域を活性化させていきたいとかいうようなところがございまして、地元の瓦業界、瓦産業を簡単ですがご紹介させて頂きました。
伝統あるカクラから新しいくエクステリアなど職人さんのあり方もかわっているのだと感じました。
社長さんのお言葉興味深かったです。こういう方がいらっしゃることで日本文化が守られておるのだと思いました。
効率や時代の流れに迎合しない経営に心を揺さぶられました。実家が石州瓦という瓦の産地で、これを機に勉強してみます。
他にも多数のご感想を頂きました。ありがとうございました。
自分の仕事を通じて、その仕事の先にどんな幸せを提供しているかを「漢字一文字」で表すセッションを参加者全員で行いました。漢字一文字をホワイトボードに書いて1分間で発表いたしました。
高木社長
高木でございます。「羽」ということにしました。淡路島で電池を作っています。バッテリーになりますからバッテリーを持ってどうするかというと、家にいなくても会社にいなくてもいろんな所に出て行けるという、そういう羽を作っているということで羽にさせて頂きました。ただ羽がついているから誰でも飛べるかというと、やっぱり羽があるだけでは飛べない。やっぱり安心でどこにいってもその羽がへこたれない。そういう羽を作れるように日々品質向上に頑張っています。今後とも宜しくお願いいたします。
山本さん
はじめまして、山本と申します。元町6丁目で空間設計カラーという名前で店舗の設計に特化した設計事務所をやっています。空間設計カラーという名前なんですが、カラーというのは赤とか青とかではなくお店のオーナーさんであるとかそのオーナーさんが作る商品とかの特色という意味でカラーといっています。でそれを空間に落とし込むという表現で空間設計カラーといっています。お店なのでお店には人が集まります。人と人が会うのは当たり前なんですけど、その先に相性とか車でも相乗りするとか、そこでオーナーさんとお客さんが出会う、そういう意味で「相」にしました。
高橋さん
ゾロアスタの高橋と申します。仕事は中小企業向けや小規模事業者向けのマーケティングをしています。マーケティングは小作業と思われがちですが、そういうのではなくてそもそも商売をされた理由であったり、何がしたいのかというのを掘下げてちゃんと実績を残すっていうことをやっています。漢字は「漲」。みなぎるって読みます。何で商売しはったんですかと必ずお客さんに聞くんですけど、商売に対する思いや、やりたかったこと、日々の忙しい仕事の中で忘れていくような魂みたいなものを残したりとか、結局それをするためにはどれだけ課題があるかとか色々な事があふれかえる。そういう意味で漲るという字を選ばせていただきました。
ご参加者の皆様から非常に深いお仕事への思いをお伺いする事ができました。ありがとうございました。紙面の関係上すべて掲載できないのが残念です。
大垣です。私コロコの会員ナンバー一番。でコロコはもうすぐ4年になるんですよ。4年前にここに入りましてね、その前5年間はずっと自宅でネットショップの運営をしとったんです。ほとんど人としゃべることないんですよ。電話がかかってくることもほとんどない。でここへ入らせてもらっていろんな人と会話することが始まりまして、でこのロコラボが始まってまたいろんな新しい人たちとこうやって話をする機会が出来て、これ縁やなと思っているんです。皆さんと私と、ロコラボのこれからを祝して乾杯したいと思います。みなさん御唱和よろしくお願いします。乾杯!
去年一年でここへきて心が普段汚い自分がおるんだけど、ここにきて人間のあり方とか、仕事のあり方を学んでいると、普段の自分の汚いところが見えてきて、今の自分じゃだめだなということが普段の仕事の中で出来るようになってくると、仕事が増えたりすることがあったりするんですよね。
何も仕事を増やすためにここにきているんではなくて、やっぱり普段自分勝手な自分がおるんだけど、そういうことで今日お父さんもいうとった「縁」があっても今日誰か継承の「承」とか繋がっていく事にしようと思うとやっぱり、ただ縁があるだけでもだめやし、やっぱりこういうところで人の温かさに触れながらやっていくということが本当に僕の力にもなっていると思いますし、お父さんの力にもたぶんなると思いますし、今日来ている皆さんもぜひそういう力を持ってもらえたら。
やっぱり仕事をしている以上は仕事でも儲けてやるということがないと、綺麗事だけでは出来ないので、皆さんが仕事でやりたいことが出来て、お金儲けが出来て、という風に思いまして、来月は淡路島で高木伸一が皆様をお待ちしています。今日はありがとうございました。
第二十四回(三月定例会)のご参加申し込みはこちらに明記いたします。しばらくお待ちくださいませ。