第十ニ回開催日:2015年3月13日(金)
一部:プレゼンテーション
テーマ:『おふれこタイム 業界からくり話』
ここだけでしか聞けない皆様の業界のカラクリ、業界ウラ話を披露して頂きます。今回は河合様に金融業界経験からのちょっとしたカラクリ話をお話しして頂きました。
<プレゼンター>
有限会社バックステージ 河合義徳様
二部:全員参加のグループセッション
テーマ:『商いのネタお気軽トーク 』
ご参加社の中から希望される数名に、新しい商いにつながるアイディアをご披露いただきました。その後参加者全員で意見交流して楽しくブラッシュアップしていくセッションを行いました。
<プレゼンター>
「3Dフィギュア制作事業について」おくゆき工房株式会社 吉本圭一様
「海外向け名前スタンプ Namy Seals」有限会社バックステージ 河合義徳様
三部:懇親会、名刺交換会
立食形式で懇親、名刺交換会を行いました。
(ご参考:開催時のご案内文)
オープニングの名刺交換会の後に、ここだけでしか聞けない皆様の業界のカラクリ、業界ウラ話を披露して頂きました。今回は河合様に金融業界経験からのちょっとしたカラクリ話をお話しして頂きました。
通常のセミナー講演では絶対話せないオフレコ話を話して頂きました。
公開出来る範囲だけ再現させて頂きます。
リースとレンタルの違い
一番の違いはレンタル会社は在庫をいっぱい持っていて不具合があれば代替物に変えてくれる。それに対してリース会社は在庫を持っていない。それが一つ。
もう一つはレンタルは使用する事がなくなれば途中解約が出来る。
リース契約は解約出来ない。解約する時は残リース料を全額払わないと解約出来ない。
なぜかリース契約は途中解約出来ないか。
例えば3000万のお菓子製造設備を調達したい企業があるとして、リース会社はお菓子製造事業者に変わって設備を購入しリースしそれを貸す。所有権はリース会社が持つ。
リース会社は5年契約なら60回払ってもらってリース契約が終わるのだが途中で返しますといわれても、リース会社は設備をそのお菓子メーカーに変わって購入しただけなので、途中で返されてもまず他にその設備を売れない。
つまり、リース会社にしてみれば、購入金額や金利、固定資産税、保険料などが全部含まれたものを全額を払ってもらわないと回収が出来ない。
リース会社は銀行と違って原則担保が取れない。
たからリース会社は無担保金融。リース会社は物を融通しているから物融ともいう。
お金借りる契約を金銭消費貸借契約。リース契約は賃貸借契約。リースは無担保金融なの機能だが、賃貸料として経費で落ちる。
銀行でお金を借りて設備を買うと決算書にはお金を借りた負債が増え、固定資産の設備が増える。これをリースで調達すると最近リース会計が複雑化しているが、オフバランス化がし易い。
(その他、ココでは書けない金融業界事情も含め、「銀行とリース会社の与信判断ポイントの違い」「事業者が知っておくとイイ間接金融と直接金融の違いや、資金調達の違い」の説明がありました。)
リース会社でのリース業務経験の時は面白くて、設備を入れたい会社と設備を作っている会社などの間に入る事をやっていた。そして事業者の先のお客様をどうやって喜ばせるかを必死でヒヤリングするから気がつくとその事業が大好きになることもある。
この概念はずっと僕にしみ込んでいて、「JimdoCafe」をやっているときも「ロコラボ」をやっているときもお互いだけでうまくいくかないでは無く、第三者の目を通してその事業がうまくいくかを一緒に盛り上がるということは、リース会社で培って来たこのムードは僕の礎の中にある。
3Dフィギュア制作事業について、おくゆき工房株式会社、吉本圭一様から、海外向け名前スタンプ Namy Sealsについて有限会社バックステージ、河合義徳様からそれぞれのビジネスアイデアについてお話を頂きました。
おくゆき工房株式会社の吉本と申します。宜しくお願い致します。
我々のミッションは3Dフィギュアを通じて皆様の想い出におくゆきを持たせ多くの笑顔を作ること。
七五三のお祝いでした事の調査から写真館での撮影が神社でのお参り、お食事会などより多い事が分かる。ここから記念を残したい願望が伺える。
写真媒体にも多くの良さがあるが一番の問題は一方向からしか画像が残せない。3D写真であれば全方向から撮影可能。そこで今までに無い記憶保存媒体として我々が展開しようとしている3D撮影システム「twindom」を皆様に紹介したい。
twindomブースでの3Dポートレイト(フィギュア)の作り方
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ここまで無料
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既存のサービスと比べ優位性が高い。
ビジネスの3本柱は3Dフィギュアの作製、ブースのレンタル、ブースの販売。現在の状況は3月中の法人登記、年内の稼働予定、クラウドファンディングなどを進行中。現在の問題点はお金が足りない部分と、クラウドファンディングが思うほど売れていない事。
名前漢字化ビジネス「Namy Seals」
キッカケは豪州の塾横断一人旅。
中2レベルの英語力しかないのでコミニケーションが取れない。なのでバックパッカーズでも一人で孤独。それがたまたま一人のリクエストで行った行為により最終的には黒山の人だかり。
何をしたかと言うと漢字で名前を書いてくれというリクエストに応える事。これをすると非常に喜ばれる。なぜ喜ばれるか?海外の方は漢字のフォルムにもこだわるが、意味のもすごくこだわる。
実際に喜ばれたが漢字訳をしにくい文字がありそこが課題。手書きがすごく喜ばれるのでそれを書家に毛筆バージョンにしてもらったり、印鑑にしてもらったり表札にしてもらったりはどうかと考えている。
このアイデアの一番の肝は名前の漢字スタンダード化。例えばスティーブと入力するとiphoneなどで自動で変換する仕組みを作りたい。この仕組みをオープンソース化して構築するのもいいのではと思う。ビジネスプランはノープランだが物販業者と提携したりアイデアは様々。ターゲットは日本に来る観光客よりも海外の漢字非使用国在住者。
プロジェクト名は「Namy Seals」(ネイミーシールズ)
ということで僕のお願いはまず見捨てないでください。(笑)あとどういうカタチがあるかみんなでブレスとして頂ければと思います。
クラウドファンディングについて
その他の意見
第12回ロコラボ定例会で第1期が終了しました。出席率が一番高かった株式会社中央電気の高木社長をサプライズで表彰させて頂きました。
僕が貰っていいのか分からないのですけど、ロコラボは新聞に載っていた時から知っていました。島田部長に誘われて参加致しました。
もともと淡路島で会社をやっているのですけど、そのままだと生きていけないという危機感からも、いろんな所に出ていろんな人と話をしてというと考えていました。
初めは自分の会社の役にちょっとでもたてばいいかなということで来たんですけど、普段自分の会社で仕事をしているときと違う雰囲気がこのロコラボにはあって、それはやっぱり河合さんが最初から言っている遊び心なのかもしれません。
普段は戦う事ばかり考えてどうやってシェアをとるか、というような事しか考えていないような人間が、ここに来ると自分の幸せだけではなくて、自分が幸せになるイコールお客様も幸せになる、そういうことをこのロコラボに来て学ばせてもらったのが一番良かったかなと思っています。
そういう場を運営して頂いた六甲商会さんスタッフの皆様にも本当に感謝したいと思います。ありがとうございました。