第十回開催日:2015年1月23日(金)
一部:ワークショップ
テーマ:『10歳の子供でも分かる自社PR』
自分の考えを相手に伝えるアウトプットの難しさを理解し、自分の事業を見直す事を目的とする。 また他社も知る。
<ファシリテーター>
有限会社バックステージ 河合義徳様
二部:全員参加のグループセッション
第一部で行ったワークショップを元にグループに分かれて、相互に自社PRを分かり易くブラッシュアップ。その後ブラッシュアップされた自社PRを再発表して頂きます。
(ご参考:開催時のご案内文)
テーマを『10歳の子供でも分かる自社PR』として、参加者の皆様に自社PRを行って頂きました。業界内では当然と思われている業界用語や専門知識を省く事によって自社PRを他人にする難しさを感じて頂きました。その後PRの分かり易さを全員で判定し、共有致しました。
人と繋がるときには自分の事を分かり易く相手に伝えないといけない。
様々な異業種交流で何度も感じるが、参加者がお互いに自己紹介をしあう際に、とりあえず相手の業界や専門知識について分かった振りをして聞く事が多い。人と本当の意味で繋がる為には自分をよく知ってもらうのが重要。ということで10歳の子供でも分かるくらい分かり易く相手に自社の事を伝えるというワークショップを行いました。
参加者の皆様に発表して頂きましたが、その中でも一番分かり易かったツチセー株式会社の竹内社長の発表を代表して掲載致します。会社名の由来から入り、実際の仕事内容まで分かり易く伝えて頂きました。
これ難しいですよね。小学生に話す機会があるとチャレンジしたらいいと思います。
普段職場にお子さんを連れて行く事はあまりないので現場を知らない。またその仕事でお金がどのように回っているか小学生はあまり知らない。
これは異業種交流会で名刺交換した際の他業種の人も同じ。やはり自分の業界の事はよくわかるが、他人と繋がる為に自分をよく知ってもらうには子供にも分かるくらい分かり易く自分の業種や仕事を伝える事が重要。
また自分を説明する際に職種の話と自分の仕事の話が混在することはよくある。
だから誰からお金を頂いているかという事を最初に言うのはポイント。
では何が伝え易かったかを共有して、その後にちょっとしんどかったお二人のPRをどうしたら伝わり易いかみんなで考えましょう。
第一部で行ったワークショップを元にグループに分かれて、相互に自社PRを分かり易くブラッシュアップ。その後ブラッシュアップされた自社PRを再発表して頂きました。
佐藤池永合同事務所 佐藤様 発表後の共有
こちらのグループで一番成績よかった竹内社長が一番最初にアドバイスしたのは、子供相手にしゃべろうとして、オブラートに包もうとして、結果的にごまかしの言葉が多すぎる。法律は言葉が難しいのでまずルールを守らないといけない。その手続きをするのが私の仕事だ、とはっきり言った方がいい。
そのアドバイスが最初にあって、じゃあどういう表現がいいだろうかと考えた。途兎に角社会にはルールが多すぎて、それを僕たちは全部覚えられない。だからその代わりにしっかり勉強して場面場面でのルールにあったカタチでトラブルを解決する。という話から今の発表の話になった。
ごまかさず、逃げずにシンプルに伝える。そこが結構ポイント。あとはどうやってお金が回っているかという部分が出て来ていないので、そこがあればと思う。
六甲商会 島田様 発表後の共有
六甲商会さんは取扱いの商品が多いので、全てを話しようとすると子供には伝わらないかもしれない。例えば突破口はコピー機でも良かったかもしれない。コピー機を納めました。納めていると故障がないかなと何度か訪問する。コピー機を納めた後も私たちはフォローアップする。
何度も訪問する事により、納め先の会社の他のお困り事が見えてくる。それを見つけた時自分たちが解決出来なくても出来る人を引っ張って来たり、解決出来る商品をご提案する。コピー機を納めたからそういうご提案をし易くなる。そいういアプローチでも良いのではないかと思う。
業種を説明する。
みなさんも異業種交流で名刺交換してどんな仕事をしますという話をすると思います。
例えば佐藤さんもっと踏み込んだ話をすると思うんですよ。土地の登記だけじゃなくて、これに関しては私にまかしてくださいと、そういう得意分野の事を話されると思うのですが、異業種交流で何か話をしたときも、まず業種を一言で伝え、この人分かってないけど、とりあえず頷いたな、というシーンをなくす事が重要。
何でもやっていますと言われるのが一番困る。突破口というのは大事だと思う。
これは大人でも子供でも同じだと思う。
比較的少人数だったので普段より参加者同士の交流が多かったように感じます。和気あいあいとした雰囲気の中で多くの交流が生まれました。