第一回開催日:2014年4月21日(月)
第一部
初回記念トークセッション「本音で語る 世代交代の悩みと夢」
~跡継ぎ若手経営者4名による本音トーク~
<セッションご参加者>
竹内 良平氏(ツチセー株式会社 代表取締役)
工藤 健一氏(キクヤ図書販売株式会社 代表取締役)
佐藤 大輔氏(佐藤池永合同事務所 司法書士)
和田 英剛氏(株式会社六甲商会 代表取締役)
<進行役>
河合 義徳氏(有限会社バックステージ 代表)
第二部
参加者全員によるグループセッション
第一問
『自分の会社には、大きく誇れることについて』
第二問
『跡継ぎであるメリットについて』
(進行役とのやり取りにおいて)
先代がおられる間に新しい取り組みにチャレンジできる環境、または、組織体制や会社の文化として、新しい取り組みにチャレンジできる環境があるというのは、とても意味がある。挑戦できる「環境」の存在が大切ということを共有。
第三問
『今の会社には、変えたいところがあるか』
(進行役とのやり取りにおいて)
他業種からの参入など業界環境が厳しくなる経営者の方へのご質問として、その閉塞感や危機感の中で、どのような打開策を社内で検討されているか?
⇒店舗の魅力のプロモーションに力を入れたい反面、広告宣伝費を多くかけられない背景から、人が多く集まる場所として、地域になくてはならない「コミュニティつくり」などもポイントになると考えている。
第四問
『やりたいことが実は別にあったか?』
学生時代の夢がスポーツジャーナリストだった。しかし、今からは無理としても、本業の商品供給をスポーツ関係の部分と絡めて舵取りをしていくことで、携わって行きたい気持ちがある。
(進行役とのやりとりにおいて)
良い意味での公私混同というか…個人的に興味がある分野に積極的に携わることは、良いモチベーションになりえる。
まとめとしての最後の質問
『会社が変わる為に自社に何が必要かを一言で表して下さい』
「ACTIVE」
変化し続けないと行けない。行動力でもなんでも良い。とにかく私自身も日々変わり続けようと考えているが、なかなか守り続けないといけない部分もたくさんある。出来るだけ戦略は大胆に決めて、戦術は緻密に続けていくということも含めて、私自身また関わる社員全ての方々に「行動力」をと考えている。まずは、恐れずに、まず何かに取り組み始めることが重要。
「人が変わる。楽しむ」
仕事に対して積極性を「楽しみ」、どんどん従業員の個々の「知恵」を集めたい。それを集結させてお客様に喜んで頂く。もしかしたら、それ自体が何かの新たな事業になるかもしれない。そうなる為に仕組みづくりが重要と感じている。
「人財」
業種柄、仕入れが「知識」のため、「モノ」の仕入れはほとんどないが、「知恵」を産み出して、スタッフ全員でお客様に一番いい解決方法を提供出来るよう、「人」を増強したい。
「笑顔」
社員にやりがい・働きがいを持ってもらってモチベーション高く仕事をしてもらいたい。その為には私自信が、笑顔でスタッフとコミュニケーションを計って、社員のことをよく理解したい。
当日ご参加者二十数名が、4グループに分かれて、グループ内で自己紹介。
そして、「今後ロコラボに期待すること、意気込み」をグループ内でまとめて頂き、代表の方から皆さんの前で発表頂き、この日参加された全員で共有しました。
a班:「本音で経営の知りたいことを話し合う会」
自分で経営していると社内では素直になれないことがある。お取引先を訪ねて知ったかぶりをしたり、いろんな殻をかぶりがち。実は、「今さらやけど、こんなん知りたいけど聞くのが恥ずかしい」というようなことを素直に聞けるよう場にしたい。
b班:「新たな創造」
さまざまな立場の人が集まってきている。そういう集まり自体が珍しいと思っている。同じような立場の人間ばかりで集まって何かの創造を試みても、なかなか前に進まない。参加者がさまざまな層の人に分かれているので、案外動きやすいこともあり、日常の会話の中から新たなビジネス機会が産まれることもある。自分だけではなく、みんな集まって何かを創造しよう考えで集まれれば、いろいろなことを語り合える。この関わりを大切にしたい。
c班「あいたかった」
私たちのグループだけでも、服装からいってもバラバラ。会に参加した経緯や、意気込みもバラバラだった。一応「世代交代」はテーマだったが、それに惹かれた方もいれば、異業種交流会という一番基礎の部分に惹かれた人もいる。新しい方に会って、何か話が聞けて次に発信していければいいなというところを期待している。入り口は様々だが、共通していることは「知らない人、普通で合えなかった人に今日来て会いたかった」ということ。しかも楽しく遊びにくる気持ちでここに来たかった。楽しくお話がしたい。ちょっとオフな感じでもあり、完全な遊びでもなく、ビジネスの戦略会議でもない、その中間くらいで楽しく会ううちに、最終的に何か方向性が見えたり、新しいことを始めてみようかという果実につながればいいなという期待を持っている。
d班「次回も会いましょう」
(グループ内の自己紹介のみで五分を使い切り…最後の発表グループとしてオチもつけて頂きました。)